「セックスは男性更年期障害に効果があるのだろうか?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
体力や気力の低下を感じる中で、性行為がどのように影響するのか、気になるところですよね。
そこで本記事では、男性更年期障害に対してセックスがもたらす効果について解説していきます。
男性更年期障害とセックスの関係について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
男性更年期障害になってもセックスは可能?
男性更年期障害の方でも性行為は可能です。むしろ、セックスは男性更年期障害によい効果をもたらす可能性があるため、定期的に行うのがおすすめです。
ただし、この障害によって勃起不全が起こることがあるため、思うように行為ができない場合もあります。だからといって、自己判断でED治療薬(バイアグラなど)を使用することは注意が必要です。
健康的にセックスを楽しむためにも、体に負担をかけないよう心がけましょう。
男性更年期障害にセックスは効果的?期待できるメリット4つ
ある研究ではセックスの前後で、テストステロンが約1.8倍に上昇したという報告が上がっています。そのため、セックスは男性更年期障害の症状緩和に役立つ可能性があるといえるでしょう。
ここでは、セックスによるメリットを4つ解説していきます。
メリット①:体力低下の予防や循環器の健康を保つ
1回のセックスはある程度の運動効果をもたらすため、体力低下の予防や循環器の健康を保つ働きが期待できます。
男性更年期障害では体力・筋肉量低下の症状が見られることがあるため、有酸素運動や筋トレなどの運動習慣を取り入れることが大切です。
普段の運動に加えて定期的にセックスをすることで、より体力や循環器にアプローチすることができるでしょう。
メリット②:勃起不全の予防
勃起によって陰茎への血流が促進されると、陰茎にある海綿体の萎縮を防止できるため、勃起不全(ED)を予防することができます。
筋肉同様に陰部も使用しない期間が続くと、どんどん機能が低下してしまいます。
そのため、セックスによって定期的に勃起することが大切です。ここで重要なのは勃起することなので、オナニーでも問題ありません。
メリット③:前立腺の健康を保つ
定期的に射精することで、前立腺炎や前立腺がんなどのリスクの低下が期待できます。
セックスやオナニーによって陰茎が刺激されると、射精が近づくにつれて前立腺の動脈の血流が促進され、射精の瞬間には前立腺が収縮と弛緩を繰り返します。この血流の促進や前立腺の動きは、前立腺の弾力性や健康を保つために重要です。
前立腺肥大症の一因には動脈硬化が挙げられるため、前立腺の血流を改善するためには全身の動脈硬化を防ぐ努力が欠かせません。
射精をしっかり行うことも前立腺の血管の健康を維持する助けになるといえるでしょう。
メリット④:メンタルを安定させる
セックスによって、男性更年期障害に見られる精神症状(不安や抑うつ)を和らげ、メンタルを安定させる効果が期待できます。
セックス中のオーガズム時には、幸せホルモンと呼ばれるエンドルフィンやオキシトシンが分泌されることで、リラックス感や安心感を感じるからです。
また、パートナーとのスキンシップもオキシトシン分泌を促し、情緒を安定させる効果が期待できます。
セックスだけでなく、パートナーとのスキンシップを積極的に増やすのもよいでしょう。
男性更年期障害になるとセックスしたくないと感じるもの?
男性更年期障害の身体的症状の一つに性機能の低下があるため、「セックスしたい」という気持ちが沸かなくなることがあります。
他にも、勃起不全や性的満足感の減少などが見られます。
性機能の低下は男性にとって自信喪失につながり、不安感やイライラなどの精神症状を悪化させる可能性も。
「以前より頑張れない」「パートナーは愛しているのに意欲が湧かない」と感じている方は、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談することが大切です。
男性更年期障害を改善・予防したい方は東京ハブクリニックへ
東京ハブクリニックは男性更年期障害に特化したクリニックです。
倦怠感、イライラ、集中力の低下など、さまざまな症状が現れる男性更年期障害ですが、誰に相談してよいか分からず、一人で悩んでいる方も少なくありません。
東京ハブクリニックでは、ホルモン検査や精神状態の評価を通して、患者様一人ひとりに適切な治療法や予防法を提案します。
男性更年期障害に悩んでいる方は、東京ハブクリニックへご相談ください。
まとめ
- 男性更年期障害の方でも性行為は可能。むしろ、セックスは男性更年期障害によい効果をもたらす可能性があるため、定期的に行うのがおすすめ。
- 男性更年期障害に対してセックスがもたらす効果は「体力低下の予防や循環器の健康を保つ」「勃起不全の予防」「前立腺の健康を保つ」「メンタルを安定させる」などが挙げられる
- 性機能の低下は男性にとって自信喪失につながり、不安感やイライラなどの精神症状を悪化させる可能性があるため、ひとりで抱え込まず、専門機関に相談することが大切。