原因がわからずとにかく体調が悪い…それ男性の更年期かも!?

「最近どうも体調が優れない…」「疲れがなかなか抜けない…」
そんな悩みを抱えている中年の男性の方は、もしかしたら男性更年期障害の可能性があります。男性更年期障害とは、50代以上の男性であれば誰しも発症する可能性のある病気です。

原因不明の体調不良に悩まされている方は、一度男性更年期障害を疑ってみることも大切です。

この記事では、とにかく体調が悪いと感じる原因や対策について詳しく解説していきます。原因不明の体調不良が続いている方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

原因がわからずとにかく体調が悪いのは男性更年期障害かも?主な症状を解説

男性ホルモンは年齢とともに減少し、さまざまな不調が見られることがあります。ここでは、男性更年期障害の原因や症状について詳しく解説していきます。

男性更年期障害とは

男性更年期障害は、主にテストステロンの分泌低下によって引き起こされる病気です。テストステロンは男性の性機能や筋肉量、精神状態などに深く関わっているため、身体的・精神的にあらゆる症状が現れ、日常生活に影響を与えることがあります。

男性更年期障害は女性の更年期障害とは異なり、閉経のような明確な区切りがあるわけではないため、気づきにくいという特徴があります。個人差はありますが、一般的には40代以降から徐々に症状が現れ始め、50代半ばからピークを迎えることが多いようです。

男性更年期障害は単なる老化ではなく、適切な治療によって改善できる症状であることを理解することが重要です。

男性更年期障害の主な症状

男性更年期障害の症状はさまざまで、人によって現れる症状や程度も異なります。主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

身体的症状・疲労感や倦怠感
・性機能の低下
・筋力低下や筋肉量の減少
・体重増加や体脂肪の増加
・発汗やほてり
精神的症状・抑うつ症状や不安感
・イライラや感情の不安定さ
・集中力の低下や記憶力の減退
睡眠障害・疲れているのに眠れない
・何度も目が覚めてしまう

これらの症状が単独で現れることもあれば、複数が同時に発生することもあります。原因不明の体調不良を感じている方は、これらの症状に心当たりがないかチェックしてみてください。

男性更年期障害の治療方法

男性更年期障害の治療は個々の症状や状態に応じて異なりますが、主に下記などの方法が挙げられます。

  • ホルモン補充療法(HRT):外用薬でテストステロンの不足を補う
  • 生活習慣の改善:食事、運動、睡眠、ストレス管理のサポート
  • 心理療法:カウンセリングや精神療法
  • 漢方薬の処方

血液検査や医師が行う診断をもとに適切な治療方針が決定し、個々の症状や背景に配慮したサポートが行われます。

男性更年期障害は自力で治せる?

男性更年期障害は、自力での改善が難しいことが一般的です。この障害はホルモンバランスの変化から生じるため、自己判断での対策には限界があるからです。

しかし、生活習慣の見直しや改善は症状の軽減につながることがあります。例えば、栄養バランスのよい食事を意識したり適度な運動を取り入れたりすることで、症状の軽減が期待できるでしょう。

ただし、そうした取り組みだけでは根本的な問題が解決されるわけではないため、重たい症状や不調が長期間続く場合は、専門医に相談することが大切です。自力での改善を試みる一方で、適切な医療支援を受ける準備も整えておきましょう。

原因不明の体調不良に悩まされている方は東京ハブクリニックへ

体調不良をそのままにしていると、症状が悪化してさらに深刻な状況を引き起こす可能性もあります。

東京ハブクリニックでは、男性更年期障害に豊富な経験を持つ医学博士・院長の鴨下一郎医師が、患者様一人ひとりの症状に寄り添い、最適な治療方法を提案します。

「もしかしたら自分は男性更年期障害かもしれない…」と感じたら、一人で悩まずぜひ一度東京ハブクリニックへ相談にいらしてくださいね。

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まとめ

  • 「原因がわからずとにかく体調が悪い」という悩みを抱えている中年の男性は、もしかしたら男性更年期障害の可能性がある。男性は女性の閉経のような区切りがあるわけではないため、更年期障害に気づきにくいという特徴がある。
  • 男性更年期障害は、主にテストステロンの分泌低下によって引き起こされる病気。テストステロンは男性の性機能や筋肉量、精神状態などに深く関わっているため、身体的・精神的にあらゆる症状が現れ、日常生活に影響を与えることがある。
  • 男性更年期障害はホルモンバランスの変化から生じるため、自力での改善が難しいことが一般的。生活習慣の見直しや改善は症状の軽減につながることがあるが、根本的に解決されるわけではないため、症状が長期間続く場合は、専門医に相談することが大切。

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東京ハブクリニック 院長紹介

鴨下

鴨下 一郎 1949年東京生まれ。心療内科医・医学博士。旭日大綬章受章。 1979年日本大学大学院医学研究科博士課程修了後、呼吸器疾患の診療に従事する中で身体的な症状の背景に潜む心の不調や精神的ストレスに着目し、心療内科の道へ。 32歳でクリニックを開業。心療内科医として、心の病気の診療にあたる。 「現代の心の病を治すには、まず社会病理を直す必要がある」と政治の世界を志し、1993年衆議院議員初当選。以後連続9回当選し、環境大臣、厚生労働副大臣、内閣官房参与(健康・医療戦略)等を歴任。「心療内科」の認可や公認心理師制度の推進などにも携わる。 2024年、「東京ハブクリニック」を開業。男性更年期障害の診察に力を入れている。 メディア出演、著書多数。

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