「男性更年期障害ってどんな症状がある?」
「自分でチェックできる方法はある?」
男性更年期障害には身体的なものから精神的なものまで、さまざまな症状があり、症状の感じ方には個人差があります。
本記事では男性更年期障害の症状やセルフチェック方法などについて解説していきます。
「疲労感で身体が重い」「病気じゃないはずなのに毎日しんどい」などの悩みがある男性はぜひ参考にしてくださいね。
男性更年期障害の症状とは?
男性更年期障害の症状は主に下記の3つが現れます。
1.身体的症状
2.精神的症状
3.睡眠障害
それぞれ詳しく解説していきます。
1.身体的症状
身体的症状には下記などが挙げられます。
症状 | 具体的な状態 |
疲労感や倦怠感 | 持続的なエネルギー不足や疲労感がある |
性機能の低下 | 性欲の低下や勃起不全(ED)などがしばしば見られる |
筋力低下や筋肉量の減少 | 筋力の低下に伴い、体力の低下も見られる |
体重増加や体脂肪の増加 | 特に腹部の脂肪が増えることが多い |
発汗やほてり | 突然の汗や熱感を感じるようになる |
治療を受けず症状が悪化すると、骨粗鬆症、心血管疾患、メタボリックシンドロームなどのリスクを高める可能性があるため注意が必要です。
2.精神的症状
精神的症状には下記などが挙げられます。
症状 | 具体的な状態 |
抑うつ症状や不安感 | 気分が沈みがちになる |
イライラや感情の不安定さ | 感情の起伏が激しくなることがある |
集中力の低下や記憶力の減退 | 思考が鈍くなったり、注意力が散漫になったりすることがある |
症状が悪化すると、うつ病や不安障害が進行し、最悪の場合は自殺に至るケースも報告されています。
3.睡眠障害
睡眠障害によって、疲れているのに眠れなくなったり、睡眠の質が悪く夜中に何度も目が覚めてしまったりすることがあります。
ストレスや疲労感につながり、身体的症状や精神的症状への悪化に影響を及ぼす可能性もあるため、早めの対処が必要です。
男性更年期障害の初期症状は?
更年期障害の初期症状には個人差がありますが、50代半ばで下記などを感じたら更年期障害を疑った方がよいでしょう。
・「朝起きて活気がない」
・「スケジュールをこなすのが面倒」
・「物事の判断に迷う」
・「ゴルフの飛距離が落ちてきた(得意なスポーツがうまくいかない)」
・「お酒が弱くなったな」
まずは信頼できる専門のクリニックに相談してみてくださいね。
男性更年期障害の症状のセルフチェックと診断方法
男性更年期障害は気づくのが遅れる傾向があるため、日頃から症状をチェックしておくことが大切です。
ここでは男性更年期障害のセルフチェックの方法と、東京ハブクリニックでの診断方法について解説していきます。
男性更年期障害のセルフチェック方法
男性更年期障害のセルフチェックには、簡易な質問票「AMSスコア(Aging Males’ Symptoms)」を使う方法があります。
主に下記などの症状の重さについて自己評価を行うことで、症状の有無を確認できます。
・疲れやすさ
・気力・集中力の低下
・性欲の低下
・気分の落ち込みやイライラ
・体重増加や筋力低下
・睡眠の質の低下
これらの症状に複数該当し、日常生活に支障をきたしている場合は、専門医の受診を検討するようにしましょう。
東京ハブクリニックでの診断方法
東京クリニックでは下記などの検査によって男性更年期障害であることを診断します。
①問診による症状の把握
精神的・身体的な症状を包括的に把握する
②ホルモン検査
血液検査を通じてテストステロン値やその他のホルモンや関連する項目を測定
③精神状態の評価
精神的な症状がある場合は、心理テストやカウンセリングで評価する
男性の更年期障害は症状がゆるやかに現れるため発見が遅れてしまう傾向がありますが、適切な治療のためには早期発見が欠かせません。
治療はホルモン補充療法(HRT)や生活習慣改善など、患者様に適した治療が行われます。
男性更年期の症状に悩んでいる方は東京ハブクリニックへ
男性更年期障害を専門としている東京ハブクリニックの診察では、次のようなことを大切にしています。
・早期発見と正確な診断
・個別に合った治療方針の策定
・継続的なフォローアップ
・患者様との信頼関係の構築
男性更年期障害の治療は複合的なアプローチが大切で、ホルモン補充療法だけでなく、生活習慣の改善や精神的なサポートが不可欠です。
医学博士・院長の鴨下一郎が細かく検査をしたうえで治療方針を計画し、必要に応じてトップレベルの医療機関もご紹介いたします。
男性更年期障害の症状を実感している男性は、まず一度東京ハブクリニックへお越しくださいね。
まとめ
- 男性更年期障害の症状は主に「身体的症状」「精神的症状」「睡眠障害」があり、症状が悪化すると、重い病気を引き起こしたり、自殺のリスクを高めたりすることがある。
- 男性更年期障害のセルフチェックには、簡易な質問票「AMSスコア」を使う方法がある。
- 東京ハブクリニックでは「早期発見と正確な診断」「個別に合った治療方針の策定」「継続的なフォローアップ」「患者様との信頼関係の構築」を重要視し、男性更年期障害の診察を行っている。