男性更年期障害にならない・軽い人の特徴とは?

「最近、原因不明の体調不良が続いている」
「すぐに不安を感じてしまうようになった」

そんな悩みを抱えている男性の方、もしかしたら男性更年期障害の可能性があります。しかし、一方で「周りの同年代は元気なのに、なぜ自分だけ…」と感じる方もいるかもしれません。

男性更年期障害は、男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされる症状ですが、その症状や程度には個人差があります。

本記事では、更年期障害になりにくい男性・症状が軽い人の特徴について解説していきます。

目次

男性更年期障害にならない人・症状が軽い人の特徴4つ

男性更年期障害は、加齢に伴いテストステロンの分泌量が減少し、さまざまな身体的・精神的な症状を引き起こす病気です。しかし、男性更年期障害の症状には個人差があります。

ここでは男性更年期障害にならない人、または症状が軽い人の特徴4つを解説していきます。

①筋トレや有酸素運動を習慣にしている人

定期的な運動習慣は、テストステロンの分泌を促進し、男性更年期障害の予防に役立ちます。有酸素運動や筋トレは、テストステロン(男性ホルモン)の分泌を促すといわれているからです。

特に、スクワットや骨盤底筋トレーニングのような下半身を鍛える筋トレは、性機能の向上に役立ちます。また、有酸素運動は、全身の血流を促進しリラックス効果も期待できます。

これらの筋トレや有酸素運動を習慣にしている人は、テストステロンの減少を緩やかに保ち、男性更年期障害の症状が現れにくいと考えられるでしょう。

運動習慣を取り入れたい方は、毎日20〜30分程度のウォーキングから始めてみるのがおすすめです。

②健康的な食習慣を維持している人

バランスの取れた食生活は、テストステロン値を維持する上で非常に重要です。特に、鉄分、亜鉛、ビタミンB・Eなどの栄養素を積極的に摂取するのがおすすめ。

また、体内のホルモンバランスを整えるには、過剰な糖分や脂質の摂取を避けることも欠かせません。

このように健康的な食習慣を維持している人は、テストステロンの減少を緩やかにし、男性更年期障害の症状を軽減できると考えられます。

③ストレス管理がうまい人

ストレスは、テストステロンの分泌を抑制する要因の一つです。そのため、ストレスを溜め込まず、上手に発散できる人は、男性更年期障害になりにくいと考えられます。

リラックスできる趣味や瞑想など、自分に合ったストレス解消法を見つけて生活にメリハリをつけることが大切です。また、十分な睡眠を確保することも意識するとよいでしょう。

④元々の活動量が低い人

元々の活動量が低い人は、男性更年期障害による変化を実感しにくい場合があります。活動量が低い人は、テストステロン減少による体調の変化を感じにくく、男性更年期障害に気づかないことがあるからです。

また、テストステロンの分泌量が元々少なく、減少の影響を受けにくいケースもあります。

実は活動的な人ほど男性更年期障害による変化を感じやすい

男性更年期障害は、テストステロンの分泌量が減少することで起こるため、活動的な人ほど、更年期による変化を感じやすいといわれています。活動的な人は、そもそものテストステロン分泌量が多いケースもあり、減少による影響が大きく現れやすいからです。

特に責任重大な仕事を任されているような人は、これまで感じなかったストレスや不安を強く感じるようになり、以前とのギャップに苦しむ傾向があります。また、活動的な人ほど「年のせいだし病院に行くほどではない」「気合いが足りていない」と自分自身を責めてしまうこともあるでしょう。

しかし、このまま放置すると症状がさらに悪化する可能性があるため、できるだけ早めに専門のクリニックへ相談することが大切です。

男性更年期障害の症状が辛い人は東京ハブクリニックへ

東京ハブクリニックは、男性更年期障害に特化したクリニックです。

経験豊富な医師が症状の原因を特定し、男性ホルモン補充療法や生活習慣改善の指導など、患者さま一人ひとりの症状に合わせた適切な治療を行います。

男性更年期障害だけでなく、あらゆる悩みに向き合い、さまざまな状況を考慮した医療を提供します。

男性更年期障害の症状が辛い人は、一度東京ハブクリニックへいらしてくださいね。

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まとめ

  • 男性更年期障害は、加齢に伴いテストステロンの分泌量が減少し、さまざまな身体的・精神的な症状を引き起こす病気。しかし、男性更年期障害の症状には個人差があり、影響を受けにくい人もいる。
  • 男性更年期障害にならない人・症状が軽い人の特徴は、「運動を習慣にしている人」「健康的な食習慣を維持している人」「ストレス管理がうまい人」「元々の活動量が低い人」などが挙げられる。
  • 実は活動的な人ほど、男性更年期障害による変化を感じやすいといわれている。活動的な人は、そもそものテストステロン分泌量が多いケースもあり、減少による影響が大きく現れやすいから。

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東京ハブクリニック 院長紹介

鴨下

鴨下 一郎 1949年東京生まれ。心療内科医・医学博士。旭日大綬章受章。 1979年日本大学大学院医学研究科博士課程修了後、呼吸器疾患の診療に従事する中で身体的な症状の背景に潜む心の不調や精神的ストレスに着目し、心療内科の道へ。 32歳でクリニックを開業。心療内科医として、心の病気の診療にあたる。 「現代の心の病を治すには、まず社会病理を直す必要がある」と政治の世界を志し、1993年衆議院議員初当選。以後連続9回当選し、環境大臣、厚生労働副大臣、内閣官房参与(健康・医療戦略)等を歴任。「心療内科」の認可や公認心理師制度の推進などにも携わる。 2024年、「東京ハブクリニック」を開業。男性更年期障害の診察に力を入れている。 メディア出演、著書多数。

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