男性ホルモン(テストステロン)の働きとは?いつまでも若々しくいる方法

「男性ホルモン(テストステロン)はどんな働きがある?」
「男性ホルモンは少なくなるとどうなる?」

男性ホルモンのうち特にテストステロンは特に重要なホルモン、男性の体と心を力強く支える、なくてはならない存在です。

男性ホルモン(テストステロン)の分泌量は年齢だけでなく生活習慣によって変化するため、普段から正しい習慣を意識することが大切です。

本記事では男性ホルモン(テストステロン)の働きや、ホルモンの減少をゆるやかにする生活習慣について解説していきます。いつまでも若々しい男性でいたい方はぜひ参考にしてくださいね。

目次

男性ホルモン(テストステロン)の働きとは?

男性ホルモン(主にテストステロン)は、身体的および精神的な多くの機能に重要な影響を及ぼすホルモンです。主に下記のような働きがあります。

  • 性機能の維持
  • 筋肉と骨の健康
  • 脂肪の代謝
  • 気力と精神的安定
  • 心血管の健康

それぞれの働きについて詳しく解説します。

男性ホルモンの働き①:性機能の維持

男性ホルモン(テストステロン)は、下記の様に男性の生殖能力を支える重要な役割を担っています。

  • 男性器の発達
  • 性欲の維持
  • 勃起機能
  • 精子の生成

テストステロンが低下すると勃起不全や性欲の低下などの症状が現れるようになります。

男性ホルモンの働き②:筋肉と骨の健康

筋肉の成長と維持や骨密度を高める働きがあり、強力な筋力や堅固な骨を保持するために欠かせません。

男性ホルモン(テストステロン)が低下すると、体力の低下や骨粗鬆症のリスクを高める可能性があります。

男性ホルモンの働き③:脂肪の代謝促進

代謝を活発にすることで、内臓脂肪(特に腹部)を管理する効果があります。

男性ホルモン(テストステロン)が不足すると、体脂肪が増加しやすくなりメタボリックシンドローム発祥のリスクを高める要因となります。

男性ホルモンの働き④:気力と精神的安定

精神的な側面である集中力、気力、競争心を支える役割を果たします。

男性ホルモン(テストステロン)が減少すると、これまでは感じなかった様な疲労感や気分の低下が見られるようになり、悪化するとうつ病を引き起こすこともあるのです。

男性ホルモンの働き⑤:心血管の健康

男性ホルモン(テストステロン)は、血圧やコレステロールのバランスを整える役割を果たします。

そのため、分泌量が低下すると動脈硬化や心血管疾患など重篤なリスクを引き起こすことも。男性ホルモン(テストステロン)は、心血管の健康を維持するために欠かせないホルモンです。

男性ホルモン(テストステロン)を減らさずに若々しくいるには?

加齢や生活習慣によりテストステロンが低下すると、さまざまな身体的および精神的な症状が現れることがあります。

テストステロンの低下をゆるやかにする、正しい生活習慣について解説していきます。

バランスの取れた食事

栄養バランスに優れた食事が欠かせません。特に、タンパク質、健康的な脂質(オメガ-3脂肪酸など)、ビタミン、亜鉛やマグネシウムを多く含む食品を摂取することが大切です。

積極的に摂取したい食材には下記などが挙げられます。

  • 赤身の肉(タンパク質、ビタミン)
  • 魚介類(タンパク質、マグネシウム)
  • 卵(タンパク質、亜鉛)
  • ナッツ類(マグネシウム、亜鉛)
  • 緑黄色野菜(ビタミン)

なお、高脂質・高糖質のジャンクフードなど体に負担をかけるような食事はできるだけ控えるようにしましょう。

適度な運動と体重管理

男性ホルモン(テストステロン)の増加をサポートするには、定期的な筋力トレーニングや有酸素運動を行い、適切な体重を維持することが大切です。

特にHIITのような高強度な運動は、眠っているテストステロンを呼び覚ますかのようにホルモンの分泌を活性化させる効果が期待できます。

十分な睡眠

質の高い睡眠を毎晩7〜9時間確保することにより、ホルモンバランスを保ちやすくなります。

睡眠不足は男性ホルモン(テストステロン)の減少を引き起こすため、規則的な就寝および起床の時間を守ることが重要です。

ストレス管理

ストレスを感じると「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが分泌され、テストステロンの働きを妨げてしまいます。

毎日できるだけリラックスタイムを確保し、瞑想やヨガ、深呼吸、趣味など安らげるような時間を持ち、ストレスを和らげることが大切です。

アルコールとタバコの節制

過度なアルコール摂取や喫煙はテストステロンの減少を引き起こします。

完全に断つ必要はありませんが、適切な量を守りながらバランスの取れた生活を心がけましょう。

男性ホルモン(テストステロン)を増やす治療を受けたい方は東京ハブクリニックへ

生活習慣を改善しても不調が改善しない方は、男性ホルモン(テストステロン)を補充する治療が必要です。

男性更年期障害の専門である東京ハブクリニックでは、テストステロンの不足を補うホルモン補充療法を実施しています。

ホルモン補充療法では、テストステロンが低い場合に効果的な「1UPフォーミュラ」などの外用薬を処方します。外用薬を皮膚に塗布することで、体内のテストステロン濃度を正常にする効果が期待できます。

男性ホルモン(テストステロン)を確実に増やしたい男性は、一度東京ハブクリニックにいらしてくださいね。

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まとめ

  • 男性ホルモンのうち特にテストステロンは、身体的および精神的な多くの機能に重要な影響を及ぼす、男性にとってなくてはならないホルモン。
  • 男性ホルモン(テストステロン)は、性機能の維持、筋肉と骨の健康、脂肪の代謝促進、気力と精神的安定、心血管の健康などの働きがある。
  • 生活習慣を改善しても不調が改善しない場合は、男性ホルモン(テストステロン)を補充する「ホルモン補充療法」が必要。

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東京ハブクリニック 院長紹介

鴨下

鴨下 一郎 1949年東京生まれ。心療内科医・医学博士。旭日大綬章受章。 1979年日本大学大学院医学研究科博士課程修了後、呼吸器疾患の診療に従事する中で身体的な症状の背景に潜む心の不調や精神的ストレスに着目し、心療内科の道へ。 32歳でクリニックを開業。心療内科医として、心の病気の診療にあたる。 「現代の心の病を治すには、まず社会病理を直す必要がある」と政治の世界を志し、1993年衆議院議員初当選。以後連続9回当選し、環境大臣、厚生労働副大臣、内閣官房参与(健康・医療戦略)等を歴任。「心療内科」の認可や公認心理師制度の推進などにも携わる。 2024年、「東京ハブクリニック」を開業。男性更年期障害の診察に力を入れている。 メディア出演、著書多数。

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