「テストステロンが少ない男の特徴は何がある?」
「最近色々なことがうまくいかないのは、テストステロンが少なくなったから?」
テストステロンの量は20〜30歳にピークになり、それ以降は年齢を重ねるごとに少なくなっていくのが自然です。
とはいえ、テストステロンは男性が健康的かつ精力的に生活するうえで欠かせないホルモンのため、増やす方法も知っておきたいですよね。
本記事ではテストステロンが少ない男性の特徴や、テストステロンを増やす方法などについて解説していきます。
テストステロンが少ない男性の特徴10個
テストステロンが少ない男性はホルモンバランスの乱れやすくなり、以下のような特徴が見られることがあります。
- 代謝や体力が低下する
- 精神的に不安定になる(イライラや落ち込み、うつ症状など)
- 集中力や注意力が低下する
- 無気力になる
- 記憶力が低下する
- 性欲低下や勃起不全になる
- 筋肉量が減少する
- 太りやすくなる
- 睡眠の質が下がる
- 骨密度が低下する
10代〜40代までは感じなかったような症状を自覚するようになり、仕事や日常生活のパフォーマンスが下がってしまうことも。
治療を受けずに放置しているとさらに症状が悪化する可能性があるため、適切な対処が必要です。
テストステロンが少ない男性は、人差し指より薬指が短い! 薬指は人差し指よりもテストステロンの受容体が多いため、テストステロンの影響を多量に受けると薬指が長くなる傾向があります。 そのため、薬指が短い人はテストステロンが少ないことを示すと考えられています。 |
テストステロンが多い人の特徴は?
反対に、テストステロンが多い男性は総じて筋肉質で、体毛が濃いことがわかっています。
他にも見た目でわかるような特徴の傾向があるため、ここではテストステロンが多い男性の顔つきや匂いについて解説していきます。
テストステロンが多い人の顔つき
テストステロンが多い人の顔には、総じて下記のような特徴があります。
・面長
・眉の上の膨らみが高い
・頬骨がしっかりしており彫りが深い
いわゆる「濃い」と感じるような顔つきになりやすい傾向があるようです。
テストステロンが多い人の匂い
テストステロンと匂いの関係性はあまり明らかになっていません。しかし、テストステロンが多い男性には、女性を惹きつけるいわゆる「フェロモン」が多く放出されていると考えられています。
テストステロンは、分解することで下記3つの匂い物質を産み出します。
1)アンドロステノール
女性のつけるおしろいのような匂い。女性が好む傾向
2)アンドロステノン
尿や汗のような匂い。排卵期の女性がには魅力的に感じることがある
3)アンドロスタジエノン
アンドロステノンと似た匂い。女性をポジティブな気分にさせることがある
テストステロンが多い男性が色っぽく見えたり魅力的に感じたりする場合は、このフェロモンの要素も関連していると考えられるでしょう。
テストステロンの量に遺伝や幼少期の過ごし方などは関係ある?
テストステロンの量には、遺伝や幼少期の過ごし方が関係しています。
それぞれの要素とテストステロンの量の関連性について詳しく解説していきます。
テストステロンの分泌量と遺伝的要素
テストステロンの生成や感受性は、遺伝的な要因に影響します。
親から受け継ぐ遺伝子が、テストステロンの基礎的なレベルやその変動に関与するからです。
その結果、家族間でのホルモンバランスは似たような傾向となるため、父親や兄のテストステロンの量が少ない場合は、自分も少なくなる可能性が高くなります。
テストステロンの分泌量と幼少期の過ごし方
幼少期の栄養状態や受けたストレスは、テストステロンの生成に影響を与えます。
下記のような幼少期を過ごした方は、テストステロンが少なくなる可能性が高いでしょう。
・偏った食生活をしており栄養不足だった
・心理的ストレスやトラウマを感じていた
・体脂肪率が高くて肥満だった
栄養不足やストレスはホルモンシステム全体に影響を与えたり、テストステロンの生成を抑制したりすることがあります。また、幼少期に肥満になるとホルモンバランスが乱れやすくなるため、思春期以降のテストステロンレベルに悪影響を及ぼすことがあるのです。
反対に、幼少期から運動習慣が身についている場合は、筋肉の発達とホルモンバランスに好影響を与えるため、テストステロンレベルが健全に維持される傾向があります。
幼少期の過ごし方は成長期・成人後のテストステロンレベルにも影響を与えるため、子供のころから健康的な生活習慣を身につけておくことが大切です。
テストステロンを増やす方法はある?
年齢を重ねた男性がテストステロンを確実に増やすためには、ホルモン補充療法と呼ばれるテストステロンを補充する治療が必要です。
ホルモン補充療法は皮膚に塗布する方法や注射によって行われます。
なお、テストステロンの減少を予防するには、生活習慣の改善や体重管理のほか、心理療法なども大切です。
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まとめ
- テストステロンが少ない男性はホルモンバランスの乱れやすくなり、10代〜40代までは感じなかった身体的症状や精神的症状が現れるようになる。
- テストステロンが多い男性は総じて筋肉質で、体毛が濃いことがわかっている。顔つきは「面長」「眉の上の膨らみが高い」「彫りが深い」になる傾向がある。
- 幼少期の過ごし方は成長期・成人後のテストステロンレベルに影響を与えるため、子供のころから健康的な生活習慣を身につけておくことが大切。
- 年齢を重ねた男性がテストステロンを確実に増やすためには、ホルモン補充療法が必要。